自作タイヤベース

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移動運用で簡単にアンテナを立てる方法として、自動車のタイヤで踏み付けてポールを固定する器具(商品名「ふみたてくん」)がよく使われています。しかし、アンテナ本体などの値段と比較すると高価なものですので、身近にある物で自作してみました。既にタイヤベースをお持ちの方の2台目としても良さそうです。

作り方は、厚手のベニヤ板に、大型・厚手のL金具2個を固定するだけです。固定するビスの頭がベニヤ板の裏に出ないよう「座繰り」加工をしておきます。L金具に開いていた穴の間隔が、ポールの直径と偶然にピッタリ合ったので、そのままビスで挟み込むようにしてポールを固定しています。ナットは蝶ナットにして手締めできるようにしています。製作費用は約2,000円でした。

伸縮ポールを使った場合、ステー(支線)無しでは長尺のモービルホイップ1本程度が限界で、それより大きなアンテナではステーを張らないと傾いてしまいます。太さ5mm位のナイロンロープ(100円ショップにもある)を3方向に張れば十分です。ステーの一部をダイポールアンテナに置き換えることもできます。

ベニヤ板の下に石を挟み込まないように注意してください。ベニヤ板が路面に密着できていれば、路面が少しくらい傾いていてもステーで垂直を保つことができます。

蛇足ですが、私の場合クルマの助手席側を道路脇のフェンスやガードレールにギリギリまで幅寄せして、左後輪にタイヤベースを設置することが多いです。そうすると、締め付け用の蝶ナットは写真と逆向き(手前側)に付けた方が便利です(写真を撮り直すのが面倒なので、説明でお許しを Hi)

イレクターパイプで作るタイヤベース

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タイヤベースの2台目が欲しくなり「イレクターパイプ」を使って作りました。イレクターパイプとは、ビニールでコーティングされた棚などを組むための直径25mmの鉄パイプのことで、各種の接続部品を使って様々な形の骨組みを組むものです。接続部品は鉄製とプラスチック製の2種類があります。もちろん、主要部分には丈夫な鉄製を使います。斜めに「すじかい」を入れることさえ守れば、強度的には問題なさそうです。

Vボルトと合わせて7,000円ほどの出費になるのと、収納場所に困るのが難点です(強引に運転席の後ろから押し込んで、後部座席に人が乗れるようにしています)。ベニヤ板のタイヤベースに比べて安定しています。凹凸のある路面では特に便利です。

この方法は、上下のVボルトの向きを調整する(ポールとタイヤベースを「ねじれの位置」で固定する)ことでポールの垂直が保てる利点もあります。(写真のVボルトの向きが上下でずれていることに注目してください)



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清水祐樹 JO2ASQ(mail

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